2019年10月15日火曜日

nukumori vol.9ライブリポート最終回♫

nukumori reiwa moon live エンディングセッションは、nukumoriのオリジナルソング「nukumori」。
2014年に、佐藤竹善さん、JUN SKY WALKER(S)の宮田和弥さん、歌手のKさんで共同制作された一曲です。仙台で開催されたnukumoriでお届けして以来の生演奏です。

ステージには、Tomomi Ukumoriさん、荒井麻珠さん、Do As Infinityの亮さん、伴さん、KANさん、佐藤竹善さん、石橋陽彩くん、ZYUN.さん、djmapi。今回の出演者全員で、一緒に歌いあげました。

「明けない夜はないよ 明日へ歩いてゆこうよ 未来に届けたいな 君と僕のnukumori

さまざまなアーティストが、nukumoriの思いに賛同し作り上げられた大切な一曲、今夜限りのスペシャルセッションをお届けしました。
実は、【曲の最後を締める】という大役に挑戦したdjmapiは、とても緊張していました!
MCを勤めた石橋陽彩くんと、ZYUN.さんからアドバイスをもらい、練習したそうです。
その成果なのでしょう♫
心一つにして思いっきりジャンプ!!!!無事終えることができました。


出演者の皆さんからお別れのメッセージをいただく中、
Do As Infinity 伴さんから、
「まっぴーさん、これからもnukumoriを続けてください。ありがとうございました。楽しかったです」
という言葉がかけられ、djmapiは感涙。
感動に包まれながら、nukumori reiwa moon liveは幕を下ろしました。
(nukumori リポート:鳥海 / 撮影:miki yamato)

 会場にお越しくださいましたみなさま、そして、残念ながら来られなかったみなさま、
このライブリポートで想いが繋がると幸いです。ありがとうございました!
2009年5月のライブから、10周年を迎えたnukumoriをこれからもよろしくお願いします。
 nukumori 主宰 djmapi松本ともこ 



2019年10月14日月曜日

台風19号に関しまして

台風19号によって、お亡くなりになった方々に謹んでお悔やみを申し上げます。
そして、被災された皆様にお見舞いを申し上げます。

私たちnukumoriは、東日本大震災により家族と離れ離れになったペットの保護施設をサポートするため、
病気予防のワクチンおよびそれに当てるチャリティを募ってきました。
今回の台風によって、多くのペットと家族が大変な状況にあると考えられます。
避難所での規制もあり、状況を把握するのに時間がかかりますが、
nukumori vol.9で集まりました募金につきまして、積極的にチャリティしたいと思っています。
どうぞご理解いただきますことをお願い申し上げます。

nukumori 主宰 djmapi松本ともこ

nukumori vol.9 ライブリポート〜KANの利休〜

  
後半最後のアーティスト、KANさん登場です!
KANさんは、2017年の上野東京国立博物館で開催されライブにつづいて2回目の出演です。
今回もステージ衣装のインパクトは大! 行者さん? お遍路? 芭蕉?……杖を持ち笠をかぶり、和服姿で現れました(この衣装の秘密は後で語られます!)。
おもむろにピアノの前に座り、ピアノ演奏が始まり……手拍子も自然とわきおこり……期待が高まります。と、思いきや客席を笑わせる’KANさん節’に会場が一気に引っ張られていきます。

1曲目は「よければ一緒に」。誰かと一緒に生きていくことが楽しくなるような、さりげないけれど愛にあふれた曲です。「この曲は皆さんと一緒に歌って完成する曲です。よかったら一緒に歌ってください」と語るKANさん。
初めて参加する方へのわかりやすいレクチャーとお約束があり、ようやくピアノが始まります。が、また止まります()
会場を楽しませることにぬかりがないKANさんのサービス精神はすごい!
優しいメロディに、シンプルな歌詞。なのにどうしてこんなに、一つ一つの音と言葉が心に響くのでしょう。後半は客席も一緒にハーモニーを奏でて会場は一体になりました。お客様のコーラスがよかったからでしょう!お約束のバージョンも無事披露されました。

2曲目は、言わずと知れた名曲「愛は勝つ」。テンションが上がるピアノのイントロとともに歓声が上がりました。客席も手拍子をしながら一緒にリズムに乗りました。何度聞いても前向きになれる圧倒的なパワーをもらえる名曲です。

そして佐藤竹善さんが再び登場。お互いのデビューの頃から知っているという長い付き合いのお二人です。
と、ここでついにKANさんが口を開く……!
KANくんとは何度も一緒にやってるから別に驚かないけどさ」と前置きした竹善さんは、KANさんの衣装に目線を落とし、「今回は何なの?()」とストレートに質問し、
KANさんの答えは、「千利休」でした!!!

KANさんによると、実はこの和服の衣装は、もともと8月に四国で行われた野外ロックフェス「MON STER baSH(モンスターバッシュ)」のために用意した衣装だそう。モンスターバッシュには、いくつかステージが用意されていますが、その中に「茶堂(ちゃどう)」という茶室のような木造のステージがあります。KANさんは今回、この茶堂でのステージでした。それに合わせて千利休の衣装を用意したけれど、あまりにもステージとなじみすぎてしまうため、着ることを断念。そのため今回のnukumoriはそこで着られなかった千利休の衣装を着て、登場したのでした。

さて、そんな千利休のKANさんと佐藤竹善さんが贈る3曲目は、KANさんの「カレーライス」。一緒に暮らす二人の些細なけんかのエピソードや、この先もずっと一緒に生きていく二人の未来を、カレーライスというモチーフを中心に歌い上げる名曲です。
KANさんと竹善さんの優しい歌声、それぞれの味わいがあって、今夜限りの特別なコラボセッションになりました。
当時、この曲のCDを買ったという竹善さん、本当にこの曲が好きで、「こんな曲が書けたらいいなぁ」と、語っていました。

続いて4曲目は、Sing Like Talkingの「Human」。この曲も、観客の皆さんと一緒に歌って楽しむ曲です。「ちゃんと歌ってくれないと、『よければ一緒に』からやり直すからね!」と竹善さん。「僕はいいけど♪」と言うKANさんとの掛け合いに、会場からも笑いが起こりました。竹善さんのリードで演奏が始まり、会場全員で手拍子しながら「Oh~~」と口ずさみました。「ぬくもりに気づかないって人生もつまらないなあ ほらひとりのはずはない」。優しさあふれるメロディーと歌詞に、聞き惚れてしまうひとときでした。

KANさん×竹善さんの最後の曲は、なんと豪華なあの名曲。
1985年アメリカで多数のアーティストが集結してUSA for Africaとして発表した「We Are The World」。
アフリカの飢餓救済のためのチャリティソングです。
KANさんと竹善さんの歌声に酔いしれるのはもちろん、本家のUSA for Africaと同じように、二人でそれぞれの歌手の歌声を再現。それぞれが本当に似ていて、カバーとしてもコピーとしても完成された、圧巻のライブでした。

実は、この曲が始まると楽屋も大盛り上がりでした!
さらに、石橋陽彩くんはステージ袖からずっと楽しんでいましたよ♫
33年にも渡りメッセージを続ける名曲に、改めて素晴らしい力を感じました。


〈セットリスト〉

①よければ一緒に(KAN

②愛は勝つ(KAN

③カレーライス(KAN

HumanSing Like Talking

We Are The World(マイケル・ジャクソン/ライオネル・リッチー)





2019年10月2日水曜日

nukumori vol.9 ライブリポート〜スペシャルセッション「Don't Know Much」〜

nukumoriスペシャルセッション
Do As Infinityの亮さん、荒井麻珠さんと、ゲストボーカルSing Like Talkingの佐藤竹善さんの登場です!

竹善さん「荒井麻珠さんとは、先ほどはじめてご一緒させてもらいましたけど、とてもいい声ですね。聞いたら21歳。僕と35歳違うんですね。今日は加藤茶夫妻のような気分でやらせてもらえればと思います」
会場の笑いを誘うとともに、緊張する麻珠さんを和ませるような、竹善さんの優しさを感じました。麻珠さんは、nukumoriオリジナルTシャツの白を着てきてくれました。

コラボセッション曲は「Don't Know Much」。オリジナルはバリー・マンらによって作曲・録音され、1989年にリンダ・ロンシュタットとアーロン・ネヴィルによるデュエット・カバーで有名になった曲です。
「あなたのことをあんまり知らないけれど、あなたのことが好き、という愛の言葉をつづった歌です」という竹善さんの解説とともに、演奏が始まりました。
亮さんのギター演奏とともに、竹善さんの低く優しいハスキーな歌声と、麻珠さんの澄んだ歌声が交互に響きます。竹善さんと麻珠さんが二人で一緒にハーモニーを奏でるところでは、見つめあって声を重ね、堂々とした圧巻のパフォーマンスでした。

セッションを終えた麻珠さんは、「竹善さんの声とハモれるなんて光栄です」と感激の一言が。
亮さんからは「普段はロックンローラーですが、こういうのもいいですね」 
と感想をいただきました。
 実は、麻珠さんと亮さんのお2人は、事前にスタジオで初顔合わせをし、
亮さんがリードしながらリハーサルを重ねて本番に臨みました。
2人の歌声に寄り添うように奏でる素敵なギター演奏をありがとうございました!

そして、nukumoriを支えてくれるアーティストのお一人、佐藤竹善さんは歌声もトークも最高でした。
会場のみなさんを魅了したセッションは、終始笑顔が絶えず、和やかなムードで終わりました。

(nukumori リポート:鳥海 / 撮影:miki yamato)

〈セットリスト〉
Don't Know Much